Blog/2016-06-13

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一つの区切り

夏の甲子園の地区予選まで、とうとう1ヶ月を切りました(兵庫大会は来月9日から)。






ウチのボウズは、小学校に入るまでは仮面ライダーにゾッコンの男の子でした。



小学校に入った頃から野球に興味を持ちだし、私がボウズを公園に連れて行って、プラスティックのバットでフワフワのボールを打つことから野球を始めました。



また、その頃は「ボールを打つ」ことと同じくらい、「ボールを捕球する」ことが好きで、私がフライのノックを打って捕球練習もしました。



小学4年生の頃に、地域の少年野球チームに入り、それから現在の高校3年生まで、ただただ「野球命」、というか、良い意味での「野球バカ」です。



野球で大きなケガもしましたが、一度も「野球を辞めたい・・・・」とクチにしたことがないのは(心の中では思っていたかも知れませんが)、我が息子ながら尊敬します。



ふと振り返ってみると、野球に関して息子には厳しかったと思います。



彼が小学生の頃、トレーニングと称して風呂に入るときには「空気イス」を課したり、成長痛で膝が痛いのにランニングを課したり、旅行先でも砂浜があるとランニングさせたり・・・・



また、少年野球での練習中に、彼が友達にスライディングの仕方を教えていたのですが、そんな事情を知らない私は、彼に感情的に「練習中に何を座ってるんじゃ!」と怒って、友達の眼前なのに涙させてしまったり・・・・



どれも今となっては、ひどいことをした、と唯々反省ですし、彼もよく野球が嫌いにならなかったと思います。



今さらですが、子供との時間は宝物ですし、アッと言う間の短い間です。



お風呂ぐらいゆっくり入らせてやればよかった・・・・
体のケアをもっと教えてやればよかった・・・・
楽しいだけの思い出が残る旅行にしてやればよかった・・・・
友達に何かを教えてあげられるというのは素晴らしいと褒めてやればよかった・・・・



唯々後悔と反省です。



彼の野球人生の"一つの区切り"まで、あと1ヶ月もありません。




高校3年の現在、彼は親離れしたい思春期真っ只中の年頃なので、あまり野球の話をしたがりませんし、親が野球の試合を観戦に来られるのを嫌がります(実際はコッソリと観戦に行ってますが・・・・)。



寂しい限りですが仕方のないことです。




いつかは、野球を始めたアノ公園で息子とキャッチボールでも出来たら、と思っています。



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