「月9」はなぜ低迷したのか?
月曜の夜9時から放送されているフジテレビ系のドラマ「月9」の視聴率が伸び悩んでいるようですね。
「月9」といえば、40代・50代が連想するのは、"絵になるロケ地"や"最先端ファッション"、そして"気の利いたセリフ"が詰め込まれた、恋愛を軸としたドラマだったですよね。
ところが今は、恋愛ドラマはあまりもてはやされないのか、「月9」の視聴率は最低のようです。
"草食男子"などというワードがありますが、「恋愛=面倒なもの」という意識が世の中には強いのかも知れません。
でも、ついこないだまで「壁ドン!」とか「あごクイ」という流行語があったように、胸キュンを求める感情は変わらず、です。
にもかかわらず、「月9(恋愛ドラマ)」が不調なのは、週に1回、しかも12話(若しくは13話)を3ヶ月かけて観るのはテンポが遅すぎると感じられているのではないか、と個人的には推測します。
そして、「何に対してテンポが遅いのか?」というのは、「ネット(SNS)」に対してです。
今ではネット(SNS)を使えば、毎週同じ時間にテレビに向き合わなくても、自分が"観たいもの"を"観たい時"に観れます。
つまり、「月9」の視聴率が低いのは、「恋愛=面倒なもの」というものではなく、ネット(SNS)が全盛となった現代ではライフスタイルとズレが生じているからなのではないでしょうか?
さて、これからはビッグデータやAI(人工知能)の発展により、世の中が大きく変わろうとしています。
我が不動産鑑定業界も、当初は道路のインフラ整備などのために世の中から求められましたが、それは遠い過去の話であり、これからはビッグデータを活用して、世の中の不動産について「どのような問題があるのか?」「そもそも何が問題なのか?」ということに積極的に関与することが求められています。
私自身もこの潮流に乗り遅れまいと(世の中の動きとズレないように)、今月からビッグデータを活用した統計分析に関するゼミに参加する機会を得ました。
さらに不動産の価値に関する専門家として、不動産に関する科学者・研究者として、不動産自体や不動産を取り巻く環境の問題・課題に取り組んで参りますので、不動産のことで何かお悩みがありましたら、弊所までご遠慮なくご連絡を下さい。
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