Blog/2014-12-15

Top / Blog / 2014-12-15

正しさを主張することの代償

突然ですが、酔っ払ったら、怒り上戸ですか?泣き上戸ですか?

村本は怒り上戸です。

ついつい自分の正しさを主張しがちになり、相手も同じようだと、お互い気分が悪くなることもあります。

不動産鑑定士は、当たり前ですが、自分が行った評価に自信を持つものです。
しかし、どうしても評価方法について、いくつか選択肢があると、より適当な(正しい)評価方法を他の鑑定士にアドバイスを求めることもあります。

実は、先週、業界での忘年会があり、ある鑑定士に評価方法についてアドバイスを求められました。
尋ねられたので、答えただけなのですが、それに対して「いや、でも・・・・じゃなくて、・・・」などと、反論されたのでカチンと来てしまいました。

こちらは訊かれたから、答えたのに、その返しは何やねん!と、思ってしまい、ついつい相手の非をあげつらってしまいました。

そのときは、酔っていたこともあり、感情がコントロールできず、想像で相手を張り倒してしまうほど、怒っていました。

でも、時間が経って、落ち着いて考えると、結局、村本も自分のエゴを押しつけたカタチとなり、間違った対応だったと反省でした。

相手をけなした後、自分の気分に目を向ければ、前よりもっと落ち込んでいることに気づきます。

人を犠牲にして気分が良くなるはずはありません。

今度、自分の信念(考え)と違う人を目の前にしたとき、「この人とどんな関係でありたいのか?」を自問しようと思います。

やるときはやる(ケンカするときはケンカする)けど、自分の正しさを主張することは、代償がつきもの(自分の心の平和が乱れる)ということが判った出来事でした。



コメント










認証コード(8121)