Blog/2016-10-17

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ボブ・ディラン

相変わらず良いニュース、悪いニュースがいろいろと報道されてますね。

そんな中、ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したとのニュース、欧米ではその是非について議論が巻き起こっているようですね。



ただ本人はミュージシャンですから、音楽自体じゃなく歌詞のみが評価されたことに対してどう思っているんでしょうか?

"聴かれる"ものじゃなく、"読まれる"ものとして自身の作品が評価されるのは不満じゃないでしょうか?

だから受賞が決まってからも、コメント一つ発表しないのでは・・・なんて、勝手な憶測をしています。



ちなみに、この受賞が決まってから改めて彼の音楽に触れてみると、いろいろと感じる(考える)ことがあります。

歌詞は英語ですので意味なんてよくわからないですが、歌っている彼の表情を見ていると、

「オマエは本当にそれで良いのか?」

と、問われているような感覚を覚えます。


思っていることがあっても、周りの空気を読んで自分の思いを飲み込んでしまうことがあります。

直接、自分自身に関係ないことだから・・・と"見て見ぬふり"、"聞かぬふり"をしてしまうことがあります。

何かはじめようとしても、どうせ無理だろう・・・と、はじめからあきらめてしまうことがあります。



そんな自分自身を許せるのか?

後になって(死ぬ間際になって)後悔しないのか?

小さなことだと勝手に決めつけてないか?


ボブ・ディランの映像をみると、そんなことを問われているような感覚を覚えてしまいます。

あなたはどうですか?



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