話し上手になりたい!
鑑定業界ではしばしば研修やセミナーが開催されます。
そこでは知識をより深め、広めることはもちろんなのですが、私には別の目的もあります。
それは、「話の出だし(前振り)」を勉強することです。
と申しますのも、不動産鑑定士として個別にお話をすることに加えて、多数(大勢)の人の前でお話をする機会もあるのですが、話のスタートにいつも苦労してしまい、「つかみはOK!」ということがなかなかできません。
先週末に、地方土地におけるオフィスマーケット動向についての研修に参加しました。
普段はなかなか関西圏以外の地方都市に出向くことがないので、最近の注目ビルや建設動向といった知識を深めることも参加した目的だったのですが、同研修の講師がいろんなところでスピーチをしている人だったことから、「この人の話の"つかみ"は一体どんなモノなんだろう?」という興味から参加してみました。
研修がはじまり、講師の簡単な自己紹介が済んだ後、この研修で扱う地方都市が挙げられました。
具体的に挙げますと、(北から)札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡の7都市です。
この7都市を挙げた後、講師から「これらの都市に共通するモノは何でしょう?」という問いかけがありました。
「以前は重化学工業が盛んな重厚長大の都市だった」「新幹線が通っている都市」ということを思い浮かべたのですが、講師からの回答はなるほど!というものでした。
それは、「プロ野球球団のホームタウン」というものです。
札幌は日本ハムファイターズ、仙台は東北楽天ゴールデンイーグルス、横浜は横浜DeNAベイスターズ、名古屋は中日ドラゴンズ、大阪はオリックスバッファローズ、広島は広島東洋カープ、そして福岡は福岡ソフトバンクホークスです。
おそらく講師も野球好きなのでしょうが、野球好きな私としては、これを聞いて一気に当研修の内容に関心が深まったのは言うまでもありません(野球好きに対して「つかみはOK!」だったわけです)。
そして、この10年間でオフィスの空室率が改善された都市ごとに並び替えた説明では、「ほぅ!こういう切り口もあるのか!」と感心しました。
空室率についての数字は割愛させてもらいますが、その改善率による都市の順番は講師の説明によると次のとおりです。
1位が広島、2位が札幌、3位が福岡、4位が横浜、5位が大阪、6位が仙台、7位が名古屋
まさに今年のプロ野球のペナントレースの順位とほぼダブりますから、話を聞いている私のアタマの中は整理が付きました(ちなみに講師によると、神戸のオフィスの空室率の改善率は、これら7都市より良いそうです)。
たまたまの結果でしょうし、また、選んだ各都市のオフィスエリアは具体的にどの範囲なのか?各エリアの就業者人口は?オフィス賃料水準は?などといった細々とした疑問は湧きましたが、"話のつかみ方"としては勉強になった研修でした。
これからもいろんな研修なりセミナーなりに参加し、いろんな人の話を聞いて、話術を磨こう!と思った次第です。
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当方、あまり強くありませんが、お酒が好きです(ご存知でした?)。
お酒自体を楽しむのも好きですが、お酒の場でいろんな人の話を聞くのが好きという面の方が大きいかもしれません。
先日もお仕事が化粧品関係の方と一献する機会がありました。
最近は時節柄、過ごしやすくなってきたというのがキッカケだったのですが、その方が言うには、肌のシミ対策をしている女性の4割が、暑さを感じなくなる秋以降にシミ予防対策を中断するらしいです。
ただ、秋から空気が乾燥するのでお肌のシミが悪化しやすくなるし、夏場よりも太陽の位置が低くなるので、陽差しが顔全体に当たるようになるので注意が必要とのこと・・・
弊所ブログを見ていただいている女性に向けて念のため関連するサイトを貼っておきますね。
これと関連して、日本気象協会でも紫外線や乾燥の強さを指数化して注意の目安とする「シミ・リバウンド指数」というものを公表し始めたそうです。
そのサイトはコチラ → http://www.tenki.jp/indexes/skin_spot/
また、女性に限らず、男性も40代になると肌が乾燥がちになり小じわなど、30代では考えもしなかった変化が「老け顔」となって表れてくるそうです。
なので、女性のように美肌・美白を求めるのではなく、テカリのない健康的な肌・印象を保つためもシミ対策はした方がいいと勧められました。
私自身、(口には出してませんが)今さら・・・という思いがあるので聞き流しましたが、気になる男性の方はチェックした方が良いかもしれませんね
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