Blog/2016-07-25

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30円の缶ジュースは怖くて飲めません

梅雨が明けていよいよ本格的な暑い夏の到来です。

これから、猛暑、そして酷暑の時期に突入ですね。

ただ今でも十分暑いので、外出時には
つい自販機のジュースに引き寄せられてしまいます。


そう!最近ビックリしたのですが、
神戸三宮の駅前で30円の缶ジュース(お茶)を目にしました。


30円の缶ジュースは、正直、怖くて飲めません。

安すぎて・・・


容量や宣伝広告の多寡によって値段は違いますし、
コンビニで買えばもう少し安いでしょうが、
今の時代はだいたい100円~160円程度が
缶ジュース1本の相場だと思っています。

ですので、個人的な見解なのですが、
たまに見かける80円とか、50円の缶ジュースって、
「本当にもうけがあるの?」「赤字覚悟?」「在庫品処分?」
という疑問があるのと同時に、これまで見たこともない缶ジュースだと
「体に悪いものとか入ってないの?」と心配になります。

そして、それらを下回る30円の缶ジュースなんて
私にとっては心配・不安以外の何ものでもありません。

まぁ、"安けりゃ良い!"という需要はある(購入者はいる)んでしょうね・・・




さて、缶ジュースに限らず、
我が業界でも"安価な評価料金"を提示する業者は存在します。


先日も不動産の鑑定評価の相見積もりに参加しました。

ご依頼目的や評価する不動産の概要を伺って、評価内容を検討し、
それにかかるスケジュール(工程)を見積もったうえで、
さらに、相見積もりですから、割引もして札を入れたのですが、
結果は落札できませんでした。

落札した金額は当方の半分程度だったそうなので、
落とせるはずがありません・・・




もちろん、商売ですから"ある程度"の割引は当然ですし、
ご依頼者の立場からすれば、より安い方がいいのは当然です。

サービスの品質(中身・内容)がご依頼者の満足するものであるなら・・・


ほかのいろんなサービスと同様に、
不動産鑑定書も大事なのは「品質(中身・内容)」です。

ご依頼者(社会・世間様)の問題や課題に対して、
[check]そもそも何が問題(課題)なのか、を定義して
[check]その問題(課題)をどのように解決していくか、
を不動産鑑定評価書によって提示(アドバイス)します。

そして、より良いサービスの品質を担保するためには、
ほかのいろんなサービスと同様に、相応の費用が発生します。

今回の落札金額は、どう考えても工程面から安いものでした。

とにかく落札したいがための赤字覚悟なのか・・・
人件費が安い事務員に大半の作業をさせるつもりなのか・・・


とにかく、ご依頼者様が困るような「エイヤ!」というような
"どんぶり勘定"で査定根拠の薄い評価書でないことを願うばかりです。



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