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移りゆく「季節」と「街」と「日本」と・・・・

弊事務所の窓から六甲山系の山々が見渡せます。

春には若葉色が、夏には濃緑色の山々がそれぞれ楽しめます。
そして、秋に向かっている今はまだ山々の木々も濃緑色ですが、だんだんと紅葉していくのを見ながら、諸行無常を感じるんでしょうね。

さて、何気に見ている、何と言うことはない「いつもの景色」がいつの間にか、以前とは違うようになってしまうのは「四季折々の情景」だけではありません。

例えば、これまで雑然としていた地域の道路整備がなされ、そこにキレイなマンションが建設されるなど、六甲山系の山々と同じように、不動産、そして街自体も変わり続けます。
いつも見ていた街並みも、長い時間をかけて変わっていきます。

私自身、年に1回~数回程度、実家に寄りますが、
「以前、田んぼだったところがマンションに変わっている」
「周りに何も建っていない幹線道路だったのが、沿道サービス施設が建ち並ぶようになっている」
と、行くたびに驚くことばかりです。

さて、先週末に成立した「安保関連法案」ですが、昨今の東アジア情勢を考える場合、必要なものなのでしょう・・・・

ただ、与党にも野党にも「オトナの品位」が全く感じられない決議でしたし、審議時間も最大延長したらしいですが、深みのある審議が尽くされたのかどうか、主権者である国民には審議内容が説明されていません。

与党は「戦争防止法案」と言っていますが、何を持って「防止」とするのか、その根拠もよくわかりません・・・・
海外へ自衛隊を派遣するための費用はこれまで以上に増えることになるでしょうが、それをどこから捻出するのか、わかりません・・・・
自衛隊員などに万が一があった場合、その家族への補償はどうするのか、わかりません・・・・

とにかく、「わからない」ことが多くて不安な法律です。

いつもは平らだと思っていた舗装道路に、雨が降ると「水たまり」ができることがあります。
雨のせいで、日頃は気づいていない「デコボコ」に気づくことになります。

それは、道路の劣化によるもので、ふと感じる、四季による変化でも、街の移り変わりとも違います。
日頃は気づかないのですが、有事が発生すれば、「デコボコ」が浮き彫りになりそうな法律です・・・・

(よくわからないことを根拠も示さず、自分が正しいんだ!というから、「政治」と「政治家」は嫌いなんです)



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