「チャンス」より「リスク」を重視した住民投票でした
昨晩は、「大阪都構想」の住民投票の開票速報を見入ってしまいました。
賛成派が「二重行政を解消しよう!」と言ってたけど、
結局、「大阪市と大阪府」が「特別区と大阪府」に変わるんでしょ!
と、思っていました。
でも、大阪を変えるチャンスですから、都構想には賛成でした。
数ヶ月前ですが、総務省が住民基本台帳に基づく2014年の人口移動状況を発表しました。
3大都市圏のうち、東京圏は3年連続の”転入者>転出者となる「転入超過」”ですが、名古屋圏と大阪圏は「転出超過」となっており、東京一極集中が加速しています。
人口が減少すれば、行政サービスの向上は見込めません。
そして、人口が集まるには(=人口流出に歯止めをかけるには)、何かをしなければ何も変わりません。
”百点満点”の都構想ではなかったですが、大阪、そして関西が浮かび上がるいい機会だったのに・・・・
また、清々しさを感じた橋下市長の引退会見には、”残念”の一言です。
とにかく、
・何故か、共産党と自民党が手を組んで共闘しているのもガッカリですし、
・市営地下鉄の優遇が無くなるからと、反対派にまわった高齢者の投票理由にもガッカリですし、
・伝統でメシは食えないのに、伝統を守るんだ!と、綺麗事を並べる反対派にもガッカリです。
しかし、まぁ、何だかんだと言っても、白黒はつきました。
これからは、自民党と共産党がどのような改革をするのか、ジックリとみさせてもらいます。
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