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ピンチをチャンスに変えれるか?!

先日、物件確認のために六甲山中を歩いていたとき、体調1メートル弱のイノシシに遭遇しました!

行く手の5mほど先にいきなり出現して、お互い、にらみ合いとなりました。

野生動物に遭遇したら、背中を見せるのはダメ!と、どこかできいたことがあったので、ドキドキしながらも、にらみ返していたのですが、

にらみ返しているとき、ふとアタマの中で
「アレっ?野生動物は、目を見たらアカンかったのでは?」
と、気持ちがブレかけましたが、とにかく、にらみ返しました・・・・・

10秒ほどの緊迫した時間を経て、イノシシは山中に消えましたが、その後、家族などに見せるための”証拠写真”を撮るのを忘れた!と、”ピンチをチャンスに変える機会だったのに、撮影の余裕がなく、ただただ悔やみ感が満載でした・・・・・

さて、話はガラッと変わりますが、
今年の10月から「マイナンバー」が通知され、平成28年1月から、社会保障・税・災害対策の行政手続にマイナンバーが必要になります。

そして、今、この「マイナンバー」と名のついたセミナーは、どこもパンク状態のようです。

同セミナーを開催する某企業の担当者にきいたのですが、「マイナンバー」のセミナーに参加される属性は、多種多様のようで、中小企業の経営者や、個人情報保護のコンサル業者のほか、士業の人もいるようです。

これは私の推測なのですが、「マイナンバー」制度の導入でインパクトのある士業は、税理士や会計士なのではないか・・・・と、思っています。

ずいぶん前に「消費税」が導入された当時、ベテランの税理士や会計士の先生でもやったことのないことが始まるというのは、キャリアに関係なく、同じスタートラインに立つことになりますから、これに関するコンサル業務が増えたらしいです。

今回の「マイナンバー制度」のセミナーに参加される税理士や会計士の先生も、アドバンテージをとるため、スタートラインに立つことを目論んでられるのだと思います。

制度導入の最初は、皆がよくわかっていないので、最初は、この制度に関するコンサルタント的な業務が増えるでしょう・・・・

でも、直に、これについての業務は競争激化となり、業務単価も下落するでしょう・・・・

また、「マイナンバー制度」=「個人を管理するシステム」が導入されて、行政が個人口座まで管理することが可能になれば、納税もそのまま引き落としとなり、会計業務は不要、ということになりかねません・・・・

そのほかの士業でも、「マイナンバー制度」の導入により、行政書士は個人書類の取得が、社労士は添付資料が減るでしょうから、各士業に対するインパクトは小さくない、と思います。

(不動産鑑定士に対する影響は?などとは、コワくて考えたくありません 苦笑)

2020年の東京オリンピックを超える特需が見込めない今、企業も、そして、士業も、踏ん張れるところと、急落するところの二極化傾向がより強くなっていくと予想されます。

「マイナンバー制度」をピンチととらえるか、チャンスととらえるか、どの企業も、そして、どの士業も、「これからの5年」が踏ん張りどころです・・・・



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