Blog/2015-03-09

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「勘」「運」の養い方

朝の情報番組「めざましテレビ」での”じゃんけん”を、前回、そして前日の傾向を分析しながら、楽しんでいます。

分析といっても、次のようなものです。

「前回は(テレビ側が)パーだったから、次はグーかチョキだろう・・・・
 となると、こちら側は、パーかグーか・・・・(テレビ側がグーなら)パーで勝つけど、
 (テレビ側がチョキかもしれないので)負けるかも・・・・ 
 確率的に勝つか、引き分けの可能性(=負けない可能性)が高いのは、こちら側がグーか・・・・」

と、変なところで、負けず嫌いな性格が出てしまいます。

あと、日曜に放映されている「サザエさん」の終わりに”じゃんけん”がありますが、これにも、恥ずかしながら、小学生の娘と一緒に、真剣に取り組んでいます。

そして、サザエさんに”じゃんけん”で勝てば今週はツイテル♪、負けたら今週は・・・・などと、変なジンクスを掛けています(だから真剣です!)。
(ちなみに、昨日のサザエさんとの”じゃんけん”にはチョキで勝ちました♪)

でも、冷静に思うに、”じゃんけん”というのは、結局のところ、【選択】の問題です。

”じゃんけん”に限らず、これまでのことを検討して、ある選択をしたとしても、何か”ピンとくるモノ(直感)”があり、これにしたがって、検討したことと違う選択をしたことで、結果的にうまくいくこともあります。

以前ですが、業務(不動産鑑定)で、一般の戸建住宅を目の前にして、「(外観はキレイだけど)何か引っかかるなぁ」と、思うことがありました。

内覧させてもらっても、特段の汚れや傷みも見られないのですが、何気に床にビー玉を置いてみると、コロコロと転がるではないですか!

これは、建物の重さが均等にかからず(力に歪みがあるため)、沈下の程度が場所によって異なるために生じたのでした(この典型例が「ピサの斜塔」)。

この場合の評価のザックリとした流れとしては、不同沈下していない状態を想定とした価格から、家屋の傾斜を修正する費用(例えば、基礎と土台にクサビを打ち込む費用)を差し引く、となります。

不動産の鑑定評価は、評価の対象となる物件自体の内的要因・個別的要因のみならず、必要な時間をかけて、競合物件や周辺環境などの外的要因も分析検討して行います。
そして、これらの分析検討により不動産が持つプラス要因・マイナス要因を明確にして、いかにこれを数値化するか、説明可能とするか、が肝となります。

だけど、まずは”ピンとくるモノ(直感)”があって、相応の価格かどうか判断することが多いですし、正直、この「(俗に言う)目利き」が評価のスタートになります。

さて、もうすぐ、新年度・新学期と、人生が動き出す春になります。
右なのか、左なのか、それとも、立ち止まるべきなのか、分かれ道に立つ時期でもあります。

道を決める(選択する)にあたっては、これまでの経験を基にすることが大半かと思いますが、経験したことがない事に対しては、周りの人のアドバイスや意見も大事ですが、やはり”ピンとくるモノ(直感)”にしたがうのが、結果的に良いことが多いのではないでしょうか?

この”ピンとくるモノ(直感)”は、人によって、「勘」であり「運」というかもしれません。
そして、これを養うのは、やはり、日頃からの「勘」「運」を鍛える機会を多く持つ癖付けが大切なのでは、そして、この積み重ねが、自分自身の判断力・決断力を高めていく一つの要素になるのでは、と思っています。

・・・・と、「めざましテレビ」「サザエさん」の”じゃんけん”を正当化しようとしている私です 笑

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