諸行無常
とうとうリオ五輪も閉会となりました。
個人的な感想なのですが、女性の活躍が記憶に残ったオリンピックでした。
ウエイトリフティングにはじまり、柔道、レスリング、バドミントンはどれも詳しいルールを知らないのですが、つい選手に気持ちがのめり込んで応援してしまう場面ばかりでした。
そして、夏の甲子園も終わってしまいました。
甲子園がはじまった頃は「今年の近畿勢は履正社をはじめ、どこも良いところまでイケル!」と思っていたのですが、完全に読みが外れました。
高校野球は「強いところが勝ち進む」のではなく、「勝ち進んだところが強い」と言いますが、まさにその通りの展開でした。
さて、当たり前のことなのですが、オリンピックも甲子園も、「始まり」があれば「終わり」があります。
同じことがずっと(永遠に)続くものなどありません。
ただ、どんなに頑張っても現在の状態(状況)を続けていけないのだからといって、努力などせず(覚悟などせず)、ただ流されるまま日々を過ごすなんて、モッタイナイですよね。
一回ポッキリの人生なんですから・・・
話が変わりますが、深夜のスポーツ番組で、横浜高校の前監督のインタビューを観ました。
この前監督は高校野球に50年携わり、5度にわたって全国制覇を成し遂げた方です。
そして、その方が教訓(座右の銘)としているのが「目標が一日一日を支配する」というものでした。
『ゴール(目標)を高くすればするほど、努力(覚悟)もそれなりに大きくなっていきますが、自分のゴールを定める(目標を立てる)ことで、これからの人生は変わっていく』
インタビューを観ながら、この方の教訓(座右の銘)の意味をこんな風に解釈しました。
実は不動産についても、この解釈は当てはまるかと思います。
不動産の価値も永遠に続くものではありません(諸行無常です)。
現在、お持ちの不動産に対して何も手を加えず、管理などをおろそかにしていると、その不動産以外の要因(影響)で価値が上がることがあるかも知れませんが、大抵の場合は価値は減っていきます。
将来、お持ちの不動産を売却する可能性があり、少しでも高い値段で売りたいならば、それなりの対策(努力)は必要になってくるでしょう。
そしたらどんな対策(努力)をしたらいいのでしょう?
管理のことだけを気にしていたらいいのでしょうか?
不動産鑑定士は不動産の経済価値を判定する国家資格者です。
不動産の経済価値を判定する(鑑定評価する)際に、「こんな使い方をしてるから価値が落ちてしまう・・・こういう対応していたら価値が上がるのに・・・」と、(腹の中で)思うこともしばしばあります。
つまり、不動産鑑定士は不動産の価値を上げる方法を知っているんです。
もし、不動産の価値を上げたいなら、「現在のお手持ちの不動産の価値はこのくらいで、ここを改善することで価値はこの程度は上がります」といったアドバイスも対応致します。
その不動産の特性(使い方)に応じて、資本を投下するのみで改善するのか、収支面の一部を見直すことで改善するのか、また、その改善方法も専門業者や専門他士業とも連携して対応させて頂きます。
ご遠慮なくお声掛け下さい。
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