不動産鑑定士の「組合」的な
位置付けにあるのが
「日本不動産鑑定士協会連合会」
この連合会が
地価公示制度50周年記念事業として
いろいろと企画してます。
さて、この企画の中で
地価公示制度を紹介する動画
8分34秒の長さなので
とりあえず視聴してみました。
歴史から制度、作業内容が
コンパクトに、そして
「綺麗な部分だけ」をまとめてます。
「綺麗な部分だけ」って?
動画をみる限り、
地価公示に携わってる不動産鑑定士は皆
優秀で真面目な有資格者に思えます。
でも、実際はポンコツ鑑定士もいます。
例えば、地価公示の鑑定評価書は
ネットで閲覧できます。
(個人情報部分は消されてますが・・・)
閲覧したい都道府県をクリックして

閲覧したい市区町村をクリックして

検索ボタンをクリックすると

各地価公示地点の一覧が表示されます。
その一覧の右上にある「詳細を開く↓」を
クリックして、一番下にある
「鑑定評価書」の「詳細表示」を
クリックして閲覧できます。
村本がカチン!ときてるのは、未だに
「収益価格は想定要素が多いから規範性に欠ける・・・」
という文句を言っている鑑定士がいることです。
↑
自身で各想定しておきながら
想定要素が多いから規範性に欠けるって
自己矛盾ということに気付かないのか??
↑
ほかにもカチンときてることはありますが・・・
そんな文言は、
収益価格を試算する鑑定評価手法(収益還元法)が
試算項目や試算データも含めて、
確立してなかった「昭和」の時代に
通用してた文言です。
↑
まさに「思考停止」状態です!
もう「平成」も終わり
「令和」の時代になるのに・・・
そのポンコツのほとんどは
ハッキリ言って
細かなデータなどみずに
感覚で値付けしてます・・・
そのデタラメな値が
固定資産税や相続税に
影響しているかもしれないのです・・・
連合会(不動産鑑定士の組合)も
自らの権威を高めたいなら
ポンコツ鑑定士を排除する手立てを考え、
そして、それを実施して欲しいものです。
↑
不動産鑑定評価の知識がある人に
地価公示の会議にオブザーバーとして
参加することを義務化するとか・・・
↑
どんだけポンコツがひどいか
わかって欲しい・・・
現在、不動産鑑定士という資格は
取得すれば永久資格です。
弁護士などと同様、更新制度はありません。
だからポンコツ鑑定士が存在し続けるんです。
世間様に理解してもらうために
親しみさをもった動画の作成もいいけど
真面目にやってる鑑定士が
バカをみない制度も考えて欲しいモノです。
連合会には。