40歳代最後の昨日(11月19日)、「第7回神戸マラソン」に出場しました。
何度となく抽選で外れてましたが、今回ようやく当選しました。
普段は朝から距離にして3キロほどのジョギングは続けてました。
そして今回の大会に当選してからは、「目標タイム=4時間59分(時速8.5km/hをキープ)」を目指し、距離を少しずつ伸ばして準備を整えてきました。
フルマラソンは20歳代の前半に経験があります。
ホノルルマラソンに出場し、その時はフル3時間55分台でした。
さすがに体重が当時から20キロ以上も増えたメタボ体型になりましたから、このタイムは難しいでしょう・・・
さて、当日は前日の雨がやんだものの、気温は低く肌寒い日でした。
午前7時半に家を出て、バスでスタート会場へ。
大勢のランナーと共にはやる気持ちを抑えながらスタート地点で号砲を待ちます。
神戸マラソンのスタートは、スタート時の混雑を避けるため、複数グループ(ウェーブ)に分けてスタートさせます。
私のスタート時間は9時15分。
スターターは赤いジャケットを着た久元神戸市長。
先月、市長と面談する機会があり、目が合えばアイコンタクトで挨拶しようと思いましたが、結局これは叶わず・・・
当時間にスタートの号砲が鳴り、いよいよ42.195kmの挑戦が始まりました。
実際にスタートラインを超えたのが9時21分過ぎ。
地元ですから地の利はありますが、焦らず5kmまでは身体をほぐすことに気をつけてました。
でも、実際は朝も早い時間なのに途切れない沿道の応援の多さに驚き、興奮してしまいました。
格好つけようと(←誰に対して?というわけでなく)ペースがつい早くなってしまいます。
案外20歳代と同じくらいのタイムが出るんじゃないの♪
なんて調子に乗り、最初から完全なオーバーペースとなりました。
(これが最大の後悔になりました)
須磨の水族館を過ぎた10kmあたりからは海沿いの国道2号をひたすら走ります。
暖かい陽差しの下、それほど冷たく感じない海風に気持ちよくラン。
ハーフの時間は手元時間で2時間26分
自分としては前半で時間を稼ごうと結構ハイペースで走ったのですが微妙なタイムです。
そして30km手前くらいから膝も痛み出してきました。
そして「何でフルマラソンに出場したんやろ・・・」なんて、かなりブルーな気持ちに・・・
足が前に出ず、「もう歩こうかな」と気持ちも折れかかったときです。
「村本コーチ!頑張って!!」
息子の少年野球の時にお世話になったお母さん(三●ママ)が応援に来てらっしゃいました。
後から聞いたところ、出場してる職場の方の応援に来てらしたそうです。
ランナーの中にヘロヘロの村本を見かけてお声掛け頂きました。
思わず「歩いてカッコ悪いところを見られんでよかった」などと思っちゃいました。
それからは誰が見てるかわからないので、遅いペースですが歩かずランはしようと頑張りました。
それから頭の中では、映画『ロッキー』のテーマ曲がずっとリピート状態です。
(そういった意味では「応援」の力って大したもんです)
ゴール直前の40km手前での神戸大橋は、まさに心臓破りの上り坂
直接当たる海風に体がふらつきます。
ここではランナーが最後の力を振り絞れるよう、若くてべっぴんさんのスタッフを配置するそうです。
でも、そんなべっぴんさんの黄色い声援でも、当然ですが膝の痛みは回復しませんし、気力も萎えたまま・・・
次々と他のランナーに追い抜かれていきます。
そして、フィニッシュは手元時間で5時間9分22秒。
ドラマ『陸王』の竹内涼真のように格好良く・・・でなく、根性のないタイムです。
地元神戸を走ることができたこと、そして完走できたことに感謝します。
でも、根性のないタイムに、目標タイムを切れなかったことにプライドが許しません。
次回も参加してまずは5時間切りしてやる!という目標を立てました。
“第7回神戸マラソンを完走!気になるタイムは・・・” への1件のフィードバック