Blog/2016-09-05

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不動産の賞味期限

月も変わって朝晩は本当に過ごしやすくなりました。

気付けば、ついこないだまで激しく鳴いていたセミの声も聞かなくなりました。



さて、以前にこんなブログを書かせてもらいました。

神戸三宮で30円の缶ジュースにビックリした内容です。

http://mura-kan.com/index.php?Blog%2F2016-07-25

「体に悪いものでも入っているの?」なんて思いましたが、よくよく考えたら、"賞味期限"間近ということで「在庫処分」の可能性がありますね。



ところで、不動産にも「賞味期限」的な考えはあるのでしょうか?



そもそも「賞味期限」の定義ですが、wikipediaから引用すると次のとおりです。

賞味期限(しょうみきげん)とは、劣化が比較的遅い食料品を包装状態のまま所定の環境に置いた状態で、製造者が安全性や味・風味等の全ての品質が維持されると保証する期限を示す日時である。
この表現の期限は、衛生面による問題よりも品質を問う部分に依存するため、主に長期間衛生的に保存できる加工食品に用いられる。



不動産(建物)についても新築の状態が価値的には高く、中古となれば新築時より価値は劣ります。

つい最近建てられた新築物件でも、いったん入居されれば(つまり、いったん"開封"されてしまうと)、その建物は中古扱いとなり価値的には新築建物と"温度差"が生じます。

また、入居されず("開封"されず)にいても、放っておけば寒暖の差や風雨などによって不動産の物的な価値は低下していきます。



さらに、今までの資材や技術に代わる画期的な付加価値などが導入されると、これらの価値を有していない不動産の機能的・経済的な価値は低下します。

つまり、クルマやパソコンなどと同様、いわゆる"型落ち"になって価値が急落する理屈と同様で(Windows XPのサポートが終わった途端、XP搭載のパソコンの値打ちはガタ落ちしましたよね)、物的には特に変化もないのに、その不動産以外の外的な要因が価値に影響するわけです。



ただ、食料品などと違って、不動産は適切な管理によって物的な価値の低下の程度を小さくする(若しくは無くす)ことが可能です。



一般的な住宅の場合だと、築30年もすれば、適切な管理をしていない建物の価値はほぼゼロなどといわれています(つまり、この場合の建物の賞味期限は30年)。

しかし、定期的な外壁塗装や新機能の設備への更新などの適切な管理を施していれば、建物の価値は相応なものとなりますし、賞味期限も延びることになります。



このような意味から、不動産にも「賞味期限」的な考えはあるものの、その期限は延ばすこともできるし、逆に不動産自体だけでなく外的要因の影響から期限が短くなることもあるということができます。



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