カッコイイ!とはこういうこと
先週10日の『奇跡体験!アンビリバボー』で紹介された、
「イギリスの緊張しすぎる男」には感動しました!!
観られた人も多いのではないでしょうか?
その彼は、幼い頃から歌が大好きで、
祖父母から歌が上手い!と、褒められ、
歌手になりたいという夢を抱きました。
その夢への第一歩として、大学生の時、
地元のレストランで歌手のアルバイトをはじめました。
でも、客は料理や会話に夢中・・・・
誰も彼の歌に興味を持ってくれませんでした。
そのため、自分には聞かせるだけのチカラが無いのではないか・・・・
と、極度の緊張状態に陥ってしまいました。
そんな時、彼の夢を応援してくれていた祖父が他界してしまい、
大変気落ちしてしまった祖母のことが心配になったので、
彼は祖母と一緒に暮らすようになりました。
彼は、祖母を元気づけようと、
祖母の好きな「ベット・ミドラー♪TheRose」の
レコードを聴かせました。
それは、祖父母が以前に観た映画の主題歌で、
二人の思い出の曲でした。
そして、時が経ち、彼は人生の大きな岐路に立ちます。
大学を卒業した後の進路の決定です。
歌手になりたいという夢は持っていたけど、
小さなステージでも緊張してしまう自分がプロになれるのか?
迷いばかり強くなっていました。
そして、父親から歌手の夢を反対されてしまい、
市役所に就職する道を選びました。
望んでいた仕事ではなかったのだけど、
これが自分の人生なのだ・・・・
と、自分に言い聞かせていました。
そんな日々に変化が起こったのは、
就職してから5年が経った時のことでした。
一緒に暮らしている祖母が
あるTV番組に出てみたら?
と、彼に勧めました。
参加者は延べ5万人以上で、優勝者には、
レコード会社との契約とCDデビューが
約束されるオーディション番組でした。
だけど、彼は緊張して歌えない・・・
と、祖母の申出を断ります。
でも、やっぱり夢を捨て難く、
こっそりと、応募書類を書いてみました。
応募しようとしますが、
結果を知る勇気がなく、やはり応募できません。
それから、自信が無いということで、
番組への応募書類を手元に置いたまま、
8年という時が経ちました。
そして、出場したいけど、自信が無いために
応募できずに悩んでいたことを知っていた祖母が
ふと彼を勇気づけます。
「傷ついたっていいじゃない」
「怖がってばかりいたら、
夢なんかいつまで経ってもつかめない」
祖母が彼を勇気づけようとした、このフレーズは
あの「TheRose」の歌詞の一節でした。
♪ 傷つくことを恐れる心
そんな心では楽しく踊ることはできない
♪ 目覚めることを恐れる夢
そんな夢ではチャンスをつかめない
そして、
「結果なんてどうだっていい」
「大切なのは後悔しないこと」
「自分の道は自分で切り開けなさい」
と、彼の背中を押してあげました。
彼は出場を決意しました。
彼は予選を通過し、テレビ放送される本戦に出場しました。
本戦では、1万人もの大観衆の前で歌を披露します。
彼はやはり緊張してしまいます。
ステージに上がり、マイクを持つ彼の手は
大きく震えてしまいます。
審査員も観客も「コイツ、大丈夫かぁ?」
という態度です。
審査員の一人が彼を落ち着かせようと
インタビューをはじめます。
何とか彼の手の震えも落ち着き掛けたので
いよいよ審査(歌)がはじまります。
彼が選んだ曲は、そう!
あの「TheRose」です!!
歌いはじめると、会場は一変!!
皆が彼の歌に聴き惚れます!
彼が歌った部分の和訳です。
(⇒祖母が彼を勇気づけた「歌詞」は2番の一部です)
♪ 愛は”川”だという人がいる
柔らかな葦を沈めてしまう川だと
♪ 愛は”鋭い刃物”だという人がいる
魂から血を奪い去る刃物だと
♪ 愛は”飢え”だという人がいる
満たされることのない渇望だと
♪ 私は愛は”花”だと思う
そしてあなたはその唯一の種なのだ
♪ 夜がとても寂しくて道がとても長く感じるとき
愛は幸運で強い人だけのものに思えるとき
♪ これだけは覚えておいて
♪ 冬 深い雪の下に眠っていたその種は
春 太陽の愛を受けてバラの花を咲かせることを
歌い終わると、会場は総立ち!
会場の袖にいた祖母は、
ステージにいる彼を優しく見つめます。
歌い終わると、彼は泣きます。
会場でも泣いている人がいます。
(⇒そして、私もご飯を食べながら、泣きそうになりました)
審査発表の前に、彼は祖母をステージ上に招きます。
審査員から、今の気分はどう?
と、尋ねられた祖母は答えます。
ファンタスティック!!と!
(⇒私も思いました。ファンタスティック!!と!)
そして、審査員4人中3人が「YES]なら
さらに、その先の決勝進出ですが、
モチロン全員が「YES」です!
その時の実際の映像がコチラです。
全部で9分ほどの映像で、
歌い始めるのは2分45秒あたりからです。
(でも、できましたら最初から観てみて下さいね☆)
すべて英語ですが、【感動】は伝わると思います。
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