「こんなことやってて意味があるんかいな?」
私自身も参加した「第7回神戸マラソン」
これに芸能人(たむけん)と女子アナも参加してて
練習風景も含めて、その様子が番組として放映されてました。
たむけんは最初、参加に渋ってました。
でも、参加を決めた時から懸命にトレーニングを重ねてました。
女子アナも「完走したら婚姻届を出す!」という目標に向かってトレーニングを重ねます。
そして、たむけんも、女子アナも、無事完走された様子が放映されてました。
そうです。
人が努力するのは”結果に向かって”です。
たむけん、女子アナ、そして私自身は「神戸マラソンを完走する」という”結果”に向かって日々努力してました。
でも、”結果”がわからない・みえない努力に人は悩みます。
私が以前に勤務していた不動産鑑定機関に入ったのは大学卒業した23歳のとき。
今では不動産鑑定士の資格がないと入れないようですが、当時は資格がなくても入ることができました。
入ってから資格を取得できたわけです。
入ってすぐに鑑定部門でない部門に配属されました。
再開発事業や需要予測などをする部門です。
とにかく”結果”として資格を取得したかったので、鑑定部門に配属されたかったです。
普段から不動産鑑定評価業務に携わっていれば、鑑定評価の流れも身につきやすくなると思ったからです。
再開発事業のデータを整理したり、統計分析の方法などを勉強したりしながらも、周りの同期連中に追いつこうと自分なりに苦労しました。
そして、同期の連中が次々と資格を取得していく中、なかなか試験に通らず悶々とした数年間でした。
ようやく試験にパスして資格を取得し、不動産鑑定士として転勤を数度経験しました。
でも、転勤先でも再開発などの鑑定評価に馴染まない業務があります。
「オマエ、(鑑定評価に馴染まない)この業務、できるよな?」
もちろん「ハイ!」です。
型にはまらないケースバイケースの内容の業務ですから試行錯誤の連続でした。
でも、何とか対応してそれなりに私自身の存在価値は示せたかな、とは思います。
その後、独立しましたが、当時の経験から鑑定評価という凝り固まった手法以外の”別の切り口”でサービスも提供できています。
「意味が無いことをやることに意味がある」
やっていることが今すぐ結果に結びつかなくても、数年後、数十年後に思わぬところで意味があったことに気付き、助けられることがあります。
神戸マラソンをキッカケにマラソンにハマったのですが、これもきっと意味があるでしょう!
そして、このブログもきっと大きな仕事につながるはず!(と、私は信じてます 笑)