夏の甲子園が終わって何日か過ぎましたが
未だに秋田の金足農業フィーバーですね。
春夏2連覇を達成した大阪桐蔭より
雑草軍団で戦った金足農業に
連日テレビやネットでは盛り上がってます。
終わってから言うのも何ですが、
甲子園が始まった頃、
私は一部の同業者に言ってました。
「金足農業が勝ち上がってくるかも・・・」
金足農業は県立の農業高校なので
選手全員が秋田県出身という点が
好印象だったのもあります。
ただ、それ以上にピンときたのが
1回戦の鹿児島実業戦からスクイズで
得点を決めてきたというところでした。
押せ押せじゃなく、
非常に地味な野球をみせたことに
なぜか惹かれるモノがありました。
塁に出たら確実に送る。
3バントでも確実に送る。
そしてスクイズ。
そうやって横浜や大垣日大といった
優勝候補を破ってきました。
やはりシビれたのは近江との準々決勝。
2-1のビハインドで迎えた9回裏。
絶対絶命ですがノーアウト満塁。
ここで監督が出した指示は
またもやスクイズ!
しかもその絶妙なスクイズで
サードランナーが同点ホームイン。
さらに、打者を1塁でアウトにしようと
1塁にボールを投げた瞬間、
なんと2塁手までもがホームにすべりこむ。
セーフ!!
何とスクイズで同点に追いつくどころか
逆点してしまいました。
長打に匹敵するスクイズです。
これには全国の高校野球ファンの
度肝を抜いたはず。
「んなアホな!」と・・・
ここぞ、という時に確実にバントで送る
スクイズで得点することができる
その実力を普段から鍛えておくことが
とても重要なんですね。
つまり、非常に地味な練習を
どこまで繰り返せるかです。
地味なことばかりの仕事も一緒ですね。
「地味な努力をどこまで続けられるか」
で、その後のパフォーマンス、
そして人生に圧倒的な影響を与えます。
そう自分自身に言い聞かせて
今週も地味な努力を続けていきます。
これを読んで頂いてるアナタも
やるべき事をコツコツと頑張っていきましょう!