趣味嗜好による過疎化対策案!

先週、ある行政の方から今後の地価動向はどうなるのか?とのお問い合わせを受けました。


正直、これからのことはわかりません。

地震があるかも知れませんし、隕石が落ちてくるかも知れません・・・

このような天災があれば、他の指標と同様に地価も大きな影響を受けることになります。

 

ただ今の状況が大きく変わらなければ、これまでの傾向を前提にある程度の予測はできます。

 

先月末に国土交通省が地価公示を公表しました。

訪日外国人観光客が集まってくるエリアは地価が上昇したことに表されているとおり、「人の集まるところ」、そして「お金を落としていくところ」は地価が上がっている傾向にあるといえます。

 

年明け以降の円高傾向から訪日外国人観光客は減少するでしょう・・・

また、観光客が集中しているエリアも、今年6月に法施行される「民泊」による客室の供給増と施設の分散化により地価の上昇傾向はなだらかになっていくでしょう・・・

 

でも、やはり「人の集まるところ」については、地価の上昇傾向はみられると考えてます。

逆に言えば、「人の集まらないところ」は不動産需要が見込めないので、当然ながら「供給>需要」の関係より地価は下落の傾向を示すことになります。

 

さて、ご承知のとおり日本の人口は減少傾向にあります。

そして、現時点ですでに人口が流出してしまい、寂れてしまったエリアがあります。

それは商業エリアだけでなく、住宅エリアでも・・・

 

我が神戸市でも、特に山々に囲まれて自然豊かな郊外エリアの大部分は、今後の発展が見込めずに寂れていくだろうなぁ~という感があります。

 

こういったエリアを放っておいていいのか?

 

個人的にはこういったエリアの有効活用の方法の一つとして、多額の初期投資が必要ないマラソンや、山の中を走るトレイルランで人を集めてみるのはどうか?と思ってます。

 

  • レースの運営で設けないといけない交通規制も、このようなエリアだったら車の通行量が比較的少ないので支障は小さいのでは?
  • スタートやゴールといったベースキャンプとなる土地も比較的確保しやすいのでは?
  • 簡易なものであっても、温泉や農村宿泊施設を併せたマラソン(トレイルラン)エリアならば、体験型の観光を好んでいる外国人旅行者もターゲットにできるのでは?

 

お問い合わせを受けた「今後の地価動向」に対して、「人の集まるところ」という地価の回復傾向のポイントから派生してこのような提案をしてみました。

完全に個人的な趣味嗜好の提案ですし、練りに練った内容でない思いつきのものですから、お恥ずかしいかぎりです。

 

ただ、こういった突飛押しのないアイデアをたたき台にして、今後の人口減少問題や我がまちの活性化問題に取り組むことが大事なことでは?

 

あなたの突飛押しもないアイデアを是非きかせて下さい!

 

 

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