裏通りに街の魅力あり!

たまにはミナト街・神戸のオススメエリアをご紹介します。

神戸独特の空気を感じるなら、異人館が建ち並ぶ「北野」とかが思い浮かびます。

 

でも、個人的にはJR元町駅と神戸駅の高架下にある元町高架通商店街「モトコー」は、アンダーグランド的な空気感があって好きです。

(立ち退きが進められているのは残念)

(写真は借り物です)

 

あと、私が「神戸」感があるなぁ~と思うのは、地下鉄海岸線「みなと元町」駅の東側出入口辺りの、栄町通から浜側にある乙仲(おつなか)通と海岸通のエリアです。

 

「乙仲通」というのは通称です。

 

貿易が盛んだった昔に、船積みの手配から通関、納品までの手続きを代行する「乙種海運仲介業者」の事務所が集まっていたことから、そう呼ばれるようになったそうです。

 

これらの事務所が入っていた昭和ムードが漂うビルは、三宮側の居留地の豪華なビルと比べると、こじんまりとしていて、よく言えばレトロ感がある、悪く言えばひなびた愛嬌があるものが多いです。

 

そこをブティックやカフェ、雑貨屋に転用した店舗が神戸らしい空気感を醸し出してます。

 

どういうことかというと、自分たちでペンキ塗りした木のドアと壁、看板も手描きしていて「自分」の店をつくりました!という、良い意味で”軽いフットワーク感”があるんです。

 

そして、ぽつりぽつりと残っている昔ながらの喫茶店や中華食堂と共存して凸凹した街の空気が感じられます。

 

この辺りを歩いていると、よく日本語でない外国語(ほとんどが中国語)を耳にします。

 

たどたどしい日本語の中国人やベトナム人が元喫茶店を居抜きで借りて、ちょこっと内装を施して、神戸流にアレンジした手作り餃子専門店やベトナム麺の店を出している。

 

そんな肩の力が抜けた気軽さというかリラックス感を受け入れているところが、このエリアの素晴らしいところだと思い気に入ってます。

 

街の中心から一つ裏手に入ると、大阪には大阪の、京都には京都の、それぞれ街の手触り感があります。

軽やかな神戸の無国籍的なミナト街感覚を覚えたいのでしたら、ちょっと斜陽感あるレトロな建物が建ち並ぶこのエリアを是非とも散策してみて下さい(モチロン暖かくなってから)。

 

 

参考までに、神戸乙仲通の公式ホームページをみつけたので貼っておきます。
↓↓↓
神戸乙仲通公式ホームページ
 

 

 

 

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